2月3日
パルスオキシメーターで酸素飽和度を測ってみました。
左から高級品、普通の日本製、中華製の安物 です。
父親が正月に亡くなる前に、医者から酸素飽和度が下がって80%くらいになってると聞かされていました。生物の授業で「酸素解離曲線」というのが出てきて組織に渡す酸素量を見積もる計算問題もあるので、馴染み深い指標ではあるのですが意外に測定の仕組みを知りませんでした。
原理
指の爪側から赤色光(R)と赤外光(IR)を当て反対側で強度を測定します。
酸素ヘモグロビン(HbO2)の多い動脈血は赤いので赤色Rを多く透過させ、酸素と結合していない静脈血のヘモグロビンは赤の透過率が低くなります。赤外線の透過率はほとんど変わらないので、R/IR を測定することでHbO2の率を見積もることができます。
正常値は95~98程度とされ、90以下になると呼吸不全の可能性があるとされます。
理屈はおいといてとりあえず測ってみました。どれも単四電池2本で動作します。使いかたはいたって簡単、指を入れるだけで数秒~十数秒で結果が表示され、その後はリアルタイムで更新されます。
01:SpO2=96%、脈拍76/min:表示はタッチパネルで回転させられます。本人にも測定者にもわかる仕組みです。取説も8ページまであり丁寧に書かれていますが、医療関係者にしかわからない用語もたくさんあります。数値の4.7Pi もいろいろ調べましたがイマイチ理解しにくいですw
02:SpO2=98%、脈拍73/min:白のシリコンブーツが付属しています。シンプルですがこれで十分。
03:SpO2=96%、脈拍77/min:中華製の安物ですが他の2個と数値は変わりません。
何度か測ってみましたが私の場合 朝は98くらいで高め、寝る前は95程度に下がります。
04:マシモSETフィンガー、パルスオキシメータ マイティサット、正規の医療用です。
05:パルスオキシメーター FC-P01 認証番号付正規品です。
06:コンテック CMS500 という型番です。Chinaと書いてあります。
07:元箱を保管してあります。
08:横にNIPROのロゴが記載されています。
少し実験をしてみました。1分間息を止めるとどうなるかやってみました。すぐに反応はせず、40秒後くらいから数値が下がりだしその後1分で90%まで低下しましたw
図は下記サイトから借りています
パルスオキシメーターの原理 - パルスオキシメーター深堀り知恵袋 | コニカミノルタ (konicaminolta.jp)
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