P2-Z モータードライブ改造

4月9日(木)

2月2日(日)の日本天文同好会の例会で三田在住のK氏とお会いしました。

TAKAHASHI製赤道儀のモータードライブ製作の話題をされていたので、自分のP2Zのモータードライブも換装してもらうという話になりました。

現状のモータードライブはかなり精度良く回りますが、古いので高速回転モードがない、ST4に対応する自動追尾ができないなどの問題がありましたので早速 2月7日に三田のご自宅までお邪魔して赤道儀と三脚を預けてきました。

部品を集めて組み立て実写テストもすれば1ヶ月ほどかかるということでしたが、2月中にほぼ完成、実写も上々ということでしたが急ぐことでもないので放置していたらコロナの蔓延・・・3月中には頂きにあがろうと3月31日(火)に三田まで行ってきました。

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01:自宅ベランダで撮ってみました。なかなか格好がいいです。

赤道儀:TAKAHASHI P2Z

三脚:GITZO 416

鏡筒:MORE BLUE MB-80APO 

カメラ:SONY α7R

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02:モータードライブ部分 ギアでなくプーリーによるベルト駆動です。以前にあったクラッチはなくなりました。したがって手動による微動はできなくなりました。

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03:北半球、南半球用の逆回転が可能になりました。また恒星時駆動と星景モード(2/3速)、ST4の6芯ジャックがついています。

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04:青いボタンは5秒以上の長押しで高速回転します。下は電源コネクタと明視野LEDへの電源コネクタ。ボリウムやスイッチは青ボタンの予備

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05:極軸望遠鏡前に明視野光源がつきました。

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06:ついでに鏡筒も紹介しておきます。MORE BLUEの8cm玉です。VIXENのアリガタとアルカスイス規格のプレートを上下に付けています。P2ZにはVIXENのアリミゾを付けていますがアルカスイス雲台にも対応できます。

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07:鏡筒回転ができます。ドローチューブはヘリコイド式の2段調整が可能です。ASTROTECのフラットナーを入れています。ファインダーはVIXEN規格ですが台座を入れてTAKAHASHIのファインダーを取り付けています。TAKAHASHIのほうが光軸がずれにくいです。・・・というかVIXENの安物がダメなんです。

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08:小原ガラスの3枚玉 500mmF6.25 レンズの汚れは表面です、けっしてカビなどではありませんw

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09:最初はバランスウェイト2個を重ねていましたが、使用頻度の低い EM-2 から重いのをもって来ました。

三脚は純正は木製でたたみにくいのでGITZO 416 の4段に換えています。脚径1段目37.2mm、2段目32.0mmです。3段くらいまで伸ばしても精度はいけます。木製のほうが振動を吸収しやすいとも言いますが気になりません。車載と組み立て撤収のスピードが最優先です(以前に木製で指を怪我したのでトラウマもあるかも?)

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10:USBモバイルバッテリーから給電します。数十秒で安定した速度になるので十分です。2口あるのでレンズヒーターに使いますが、カメラのバッテリーにも使うと不足しますのでもう1個必要です。

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11:4月3日未明に はくちょう座の網状星雲 を撮ってみました。

3分で7枚をコンポジットしています。(本当は9枚撮りましたが2枚はチトミスりましたw) もともと500mmで3分ノータッチで撮れるのが目標ですから目標は達成できています。K氏に感謝!

 

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