1月27日
Schneider Kreuznach(シュナイダー・クロイツナッハ)のCultagon 28mmF4(クルタゴン)を紹介しておきます。
シュナイダー製のデッケルマウントレンズはそれほど多くありません。
クルタゴン28mmF4
クルタゴン35mmF2.8
レチナ・ゼノン50mmF1.9(Retina-Xenon)
くらいです。
シュナイダー・クロイツナッハは1890年創業のドイツのレンズメーカーです。映画用レンズの老舗で現在(Jos.Schneide Optische Werke Gmbブランド)もマイクロフォーサーズ用レンズなどを生産しています。
ドイツで光学製品工業が発展したのは、それまで光学先進国だったイギリスで窓枠税(窓の数に応じて税金をかける WindowTAX)が導入され、失業したガラス職人が18世紀以降ドイツに新天地を求めて移住したことがきっかけです。ライカ、カール・ツァイス・・など今でも有名なドイツ企業がカメラの歴史を作りました、とくに19世紀からの光学技術がなければカメラの発展はずいぶん遅れたことでしょう。
01
02
03:マウントアダプター:デッケル用は2個持っているので臨機応変
A:M42→E
B:LEICA M→E(TECART製でAF動作します)
C:DECKEL→M42
D:EF→LEICA M
E:DECKEL→CANON EF
つまり A-C か B-D-F-E の2通りが使えますが4枚重ねですw 一応ピントは出ます。
04:絞り開放F4
05:ピントを最短にしてボケ具合を確認
06:F8
07
08
09:ネットで見つけた記事だと周辺はあまり良くない印象ですが、意外にクッキリ写ります。60年以上前のレンズに何を求めるかは人それぞれぞれですがこんなものでしょう。AWBを使うと青は確かに少し強めに出ますがRAW現像をすれば同じです。
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