ZEISS Batis1.8/85

2月27日

レンズのメンテ・・・単なる掃除です・・・をすることにしました。

SONY機といえばやはりカール・ツァイスレンズ(CARL ZEISS)です。はじめて本格的なデジタルカメラを買ったのは2002年SONY DSC-707でした。それ以前にOLYMPUS CAMEDIAの普及機(という安物)を1999年に買っていましたが故障したので買い替えました。

DSC-707には38-190mmF2-2.4という明るいレンズがついていて、ボディが回転して背面液晶がチルトするという優れものでした。以来ZEISSレンズが好きになり、チルトの無いカメラは使えなくなりました。星の写真などはフィルム一眼レフで撮っていましたが、普段の撮影はデジタルオンリーになりました。メモリースティックが256MBまでしか使えず新しいメディアに対応できなくなりやむなく下取りにだしました。

その後デジタル一眼レフに替えたのが2006年で完全にフィルムカメラと訣別しました。

今でこそSONYのミラーレスはプロサービスまでやるメジャーですが当時はマイナーでした、それでもZEISSが使えることが嬉しく、おかげでZEISSレンズは6本になりました。とくにBatisの描写が好みで広角~準望遠までBatisでまかなっています。いたずらに明るさを追わずやや軟らかめの描写が気に入っています。Batisシリーズは5本出ていますがそのうち4本を持っています。

今回はポートレートなどで使う85mmF1.8を紹介します。

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01:ZEISSレンズにはSONYブランドのものもあり型番の最後にZがつきます。Batisは135mmもあるのですが、すでにSAL135F18Zを持っているので今のところ購入予定は無しです。SAL1880Zは唯一のAPS-C専用ズームです。SALはAマウントなのでマウントアダプター経由で使います。

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02:レンズ構成 SONNAR(ゾナー)タイプレンズで前玉がEDガラスでできた8群11枚構成です。SONNARは明るくハイコントラストなレンズですが後玉が後方へ伸びてとミラーと干渉するという欠点のため一眼レフには採用されにくいレンズですが、フランジバックの短いミラーレスではその欠点が消えています。

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03

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04:SONY α7C:ISO400:F1.8:1/1250

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05:SONY α7C:ISO400:F4.5

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06:SONY α7C:ISO400:F14

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07:SONY α7C:ISO400:F4.5

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08:F8でボカしてみました。

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09:開放F1.8 口径食がわかります。周辺減光もわかります。

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10:F1.8で周辺まで収差が少ないです。

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11:F8であえてハレーションとゴーストを出してみました。

 

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