1月16日
神韻（シェン・ユン：SHEN YUN）という舞踊劇を観てきました。
法輪功という宗教団体が母体になった劇団でニューヨークに本部があり2023年現在8チームが世界各地で公演を行っています。出演者はダンサー40人、オーケストラ15人で合わせて55人（数えました）で他のスタッフも合わせて12月から2月まで約2ヶ月の日本公演です。
オリックス劇場は旧厚生年金会館で2400席がほぼ満員でした。ホール内は撮影は禁止ですからロビーでの看板のみの撮影、それにパンフレットを紹介しておきます。
14時開演で5分程度の踊りを中国の宮廷や田園風景などのプロジェクションマッピングを背景に披露されていきます。幕間は司会者が日本語・中国語・英語で簡単なストーリーを紹介しています。
01：ロビーの看板 タイトルも CHINA BEFORE COMMUNISM ですから 共産主義以前の中国 となっています。
02：パンフレット写真
03：パンフレット写真
法輪功は20世紀末に中国で興った宗教で、信者（学習者というらしい）が増えたため中国共産党が邪教として弾圧しました。カルト気功集団というレッテルを貼られています。
たしかに 無神論者と進化論はサタンの手先 と劇中で歌手が歌っていましたから、進化論を科学だと思っている私はたぶん彼らからみればそういう類いなのでしょうｗ キリスト教的な神と仏教が混じり合った今風の神仏習合とみることもできます。
ほぼ同時期に日本にあったオウム真理教との共通項も感じられて怪しげな雰囲気も感じたりして一瞬躊躇しましたが、約2時間 踊り自体は楽しく観ることができました。
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