ほぼ皆既月食

11月19日

食分98%の部分月食・・・ほぼ皆既月食とニュースでやってます・・・を撮ってきました。

午後3時半に自宅を出て東の地平線が見やすい生駒山に登りました。山上遊園地下の駐車場に駐めて撮影開始。先客が一人いましたが話はしませんでした、その後何人もの人が入れ替わりやってきましたが、老夫婦から声をかけられました。神戸から来たそうです。

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01:地球の影が丸くなっているのがわかります。

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02:東の地平線には雲が出ています。17時3分にようやく欠けた月が見えました。

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03:食分最大98%

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04:露出を延ばして赤銅色の月面

 

 

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GP2 のプチ改造

11月14日(日)

以前から考えていた VIXEN GP2ガイドパックSのプチ改造をしました。

GP2はGPの後継としてよく売れた赤道儀で、その赤経体を使ってカメラのガイド専門赤道儀として販売されたものです。現在はAP星空雲台として売られているAP赤道儀の前のモデルです。搭載重量を増やした堅牢版のGPD2を通常の望遠鏡用として使っています。

10年くらい前に購入したもので、三脚やバランスウェイト、極軸望遠鏡を変えたりしながら広角~中望遠レンズを載せてセカンドマシンとして使ってきましたが、もう少し重いレンズでもいけそうなのでプチ改造をしました。

5年ほど前にバランスウェイトのシャフトを変えウェイトを少し重いものに変えていましたが、今回はさらに長く太いシャフトを入れて重いウェイトを載せることにしました。見つけたのが使わなくなったタカハシ製のもので、もとはTS式と言ってた半世紀ほど前のものです。職場に置いていた私物を持ち帰って使うことにしました。

問題は1/4インチネジで留めていたシャフトの穴を12mmに拡げることです。そういうボール盤のような機械はありませんので探していたら、知り合いの方から工科高校の先生を紹介してもらいやってもらえそうなのでお願いしました。

11月10日(水)に尋ねて実物を見てもらいました。

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01:最初の状態、長年使っているので化粧板やキャップなどは無くなりました。

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02:とりあえず付けているものは外します。

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03:シャフト用に12.5mmの穴を開けます。タカハシのシャフトは12mmでネジピッチが1.5mmなので特殊なようです。通常はM12P1.75が一般的で、細いものはM12P1.25 です。なのでネジ穴を切ることはできず少し太い穴を開けることにしました。

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04:コーナンプロにも行きましたがM12P1.5のナットは在庫無し、注文で1週間くらいかかるとのことで諦め、ネットで見つけたものをアマゾンで注文し13日に届きました。

実はM12P1.5は自動車のホイールナットに使われています、しかしホイールナットは太いので干渉して締められませんし長いので極軸望遠鏡の視野がケラレそうです。

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05:シャフトとウェイトを取りつけたところ。ガッシリしています。ウェイトはグレーですがこれはP-2Zのものを仮につけています。

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06:実際にレンズを載せてバランスがとれるかチェック、一応問題なさそうですが雲台に負担がかからないようにはしようと思います。

GP2は本来もっと重い鏡筒やウェイトを載せて使いますからそれほど心配はしていませんが実際に撮ってみてブレが出ないとは限りません。ノータッチでどこまで使えるか・・・ダメでもオートガイダーを使うつもりはありません、キャリブレーションとか面倒ですからそれは別の赤道儀に任せてこれは中望遠以下専用機にします。

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07:ビクセンのサイトから拾ったスペック表

 

 

 

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KODAK RetinaⅡa

11月12日(木)

ハードオフに転がっていたジャンクの KODAK RETINA Ⅱa を買ってしまいました。

フィルムカメラとは17年前に完全に手を切って以来買うのは初めてです。そういうカメラがあるのは知っていましたが、なんとなく気が向いたので衝動買いです・・・といっても2000円

ジャンクということで動かない前提ですからインテリアにでもするつもりでしたが、なんとなく直せそうなので各部のチェックをしました。

KIDAKと書いてありますが1951年から数年間ドイツで製造販売されたモデルですから、現時点で70年前の製品です。普及品ですから大量に出回っていて中古価格も数千円といったところで、買値は相場くらいです。

 

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01:まるで高級品のようなイメージで・・

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02:Schneider-Kreuznach Retina-Xenon 50mmF2.0 レンズがついています。他にRodenstok-Heligonのものもあって、Xenon が前期型のようです。レンズシャッター式でF4に絞ると円形に近いことが わかります

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03:絞りはF2~16、シャッター速度は1~1/500秒とバルブが使えます。MとXのストロボ接点もあります。

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04:これにレンズフード付きで売っていましたので、

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05:フォーカシングリングを無限遠にしてレバーを赤矢印まで動かすとカバーを閉めるノッチ(黄矢印)が動きます。上下のノッチを押してカバーを動かすとコンパクトに収納されます。・・・フードはどうするのでしょうw

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06:蛇腹を折りたたんだところ

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07:カバーを開けるにはボディ下部のボタン(赤矢印)を押します。

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08:左手側のストッパーを外すとフィルムカバーが開きます。

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09:少し剥げたところがありますが回転部分は正常に動作します。

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10:フィルムを詰めてみました。

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11:巻き上げクランクにあるダイヤル(黄矢印)を回すとフィルムの残り枚数がセットできます。1回巻き上げると1回減るので36枚撮りなら36にセットすれば残り枚数がわかる仕組みです。

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12:フォーカシングリングを回すと赤矢印のバーが伸び縮みし、ファインダーと連動します。このバーは中央の窓では無く覗く方のに繋がっているのでメインの窓が動きます。距離計はフィート表示でアメリカ向けのようです。ドイツ国内用はメートル仕様のものがあるようです。

巻き上げレバーを回すと黄色のシャフトが回ってレンズシャッターが準備されるセリフコッキング機能があります。

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13:小型のレンジファインダーを覗くとパララックスを利用した中央窓との視差でピント合わせをします

 

ジャンクというのはシャッターボタンを押してもシャッターが切れないという不具合です。それ以外はとくに問題がなさそうなので原因を探すと、シャッターを押したときに下方に動くフックがあり、そのフックがレンズシャッターのスイッチバーを押す仕組みになっていますが、その部分の遊びが大きすぎるのが原因のようです。遊びを調節すると完動品になりました。

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14:遊び部分(赤矢印)を調整すると問題無く動くようになりました、

 

 

 

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なんとなく星空・・M42

11月3日(水)

さすが文化の日特異日といわれるだけのことはあります。朝から快晴で午後8時から撮影にでかけました。9時半を過ぎて撮影開始・・3時間ほどでまあなんとか・・・使いた40mmを忘れてしまいましたw

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01:オリオン星雲、マトモに撮ったのは今シーズン初ですw

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02:モンキー星雲 NGC2174

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03:機材を変えてみました。

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04:東が明るいのでどうしてもこうなってしまいます。

 

 

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近江神宮

10月30日

三千院からの帰りに琵琶湖へ出て近江神宮にも参詣してきました。

ちはやふる」で競技カルタの聖地として一躍有名になった感がありますが、行ってみれば七五三参り家族連れが目立ちました。

飛鳥時代天智天皇が近江大津の宮を造営した地に昭和15年に創建された神社です。昭和15年は 皇紀2600年にあたる年で日本全国で奉祝行事がおこなわれたのでここもその一つなのでしょう。

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01:映画やアニメに登場するところです。

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03:本殿 主祭神は推古天応です。

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06:「ちはやふる」のポスターが貼ってあります。競技カルタ会場になるところ。

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07:かるた名人やクイーンの記念植樹が何本かありました。

 

 

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三千院 

10月30日(土)

京都大原三千院に行ってきました、紅葉にはまだ少し早いのですが深緑のなかに少し色づいた葉があるのも風情があります。

堂内は撮影禁止なので庭園のみ撮っています。このあと大津の近江神宮へも行ってきました。

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06:撮影OKの勝林院の弥勒菩薩

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