3月5日
ここ数日で撮った草花をアップします。カタバミ類が好みですが葉ボタンも意外にいいと気づきました。
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2月25日未明
(Oph)HIP83566 という6.6等の恒星が月に隠される現象が起きるということで観測は無理でも観望しようと午前3時に起き出して準備を始めました。
現象の予報は友人の Kさんからデータを頂き地図上にプロットすると、自宅が南限界線800メートルほど内側だとわかり、それならと望遠鏡を引っ張り出して撮ってみました。
南限界線だと3分半ほど潜入するようで運が良ければ山に出たり入ったりでチカチカするようです。
残念ながらそのような現象は見えませんでしたが、4分3秒ほど消えていました。
消滅点と出現点です。正確な時計がないのでビデオのみ撮影です。
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3月2日~3日未明
和歌山に行って夏の銀河に出会ってきました。前日は雨、2日も曇天で3日の0時を過ぎても晴れる気配は無しですが天気予報を信じることにしました。
午前2時半に着くと天頂から西は晴れ、さらに晴れ間は広がり3時を過ぎると快晴になりました。雲は東方の下層雲のみです。
さそり座あたりから撮り出そうとしましたが下方の雲が消えず、アンタレスから上しか見えません。それでもアンタレス周辺のカラフル領域を取り始め・・・途中でセンサー上のホコリに気がつきました(泣) それでも4時を過ぎて天文薄明の始まる5時までの快晴に合わせて撮ってみました。
01:こと座のリング星雲 M57:600mm等倍トリミングです。
02:干潟星雲M8、三裂星雲M20
03:さそり座と天の川 地平線に近いのは木星
04:縦構図で・・午前5時 天文薄明(5:02)直前です。太い光跡は飛行機ですが最近は天の赤道でなくてもどのフレームにも人工衛星が写ります。
05:M57を拡大してみました。色の変化が良くわかります、ガイドの甘いところはご容赦w
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2月27日
レンズのメンテ・・・単なる掃除です・・・をすることにしました。
SONY機といえばやはりカール・ツァイスレンズ(CARL ZEISS)です。はじめて本格的なデジタルカメラを買ったのは2002年SONY DSC-707でした。それ以前にOLYMPUS CAMEDIAの普及機(という安物)を1999年に買っていましたが故障したので買い替えました。
DSC-707には38-190mmF2-2.4という明るいレンズがついていて、ボディが回転して背面液晶がチルトするという優れものでした。以来ZEISSレンズが好きになり、チルトの無いカメラは使えなくなりました。星の写真などはフィルム一眼レフで撮っていましたが、普段の撮影はデジタルオンリーになりました。メモリースティックが256MBまでしか使えず新しいメディアに対応できなくなりやむなく下取りにだしました。
その後デジタル一眼レフに替えたのが2006年で完全にフィルムカメラと訣別しました。
今でこそSONYのミラーレスはプロサービスまでやるメジャーですが当時はマイナーでした、それでもZEISSが使えることが嬉しく、おかげでZEISSレンズは6本になりました。とくにBatisの描写が好みで広角~準望遠までBatisでまかなっています。いたずらに明るさを追わずやや軟らかめの描写が気に入っています。Batisシリーズは5本出ていますがそのうち4本を持っています。
今回はポートレートなどで使う85mmF1.8を紹介します。
01:ZEISSレンズにはSONYブランドのものもあり型番の最後にZがつきます。Batisは135mmもあるのですが、すでにSAL135F18Zを持っているので今のところ購入予定は無しです。SAL1880Zは唯一のAPS-C専用ズームです。SALはAマウントなのでマウントアダプター経由で使います。
02:レンズ構成 SONNAR(ゾナー)タイプレンズで前玉がEDガラスでできた8群11枚構成です。SONNARは明るくハイコントラストなレンズですが後玉が後方へ伸びてとミラーと干渉するという欠点のため一眼レフには採用されにくいレンズですが、フランジバックの短いミラーレスではその欠点が消えています。
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04:SONY α7C:ISO400:F1.8:1/1250
05:SONY α7C:ISO400:F4.5
06:SONY α7C:ISO400:F14
07:SONY α7C:ISO400:F4.5
08:F8でボカしてみました。
09:開放F1.8 口径食がわかります。周辺減光もわかります。
10:F1.8で周辺まで収差が少ないです。
11:F8であえてハレーションとゴーストを出してみました。
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2月22日
20220222・・・猫の日らしいです。
寒いですが晴れたので、開館記念展示をやっている大阪中之島美術館に行ってきました。
2月2日オープンで、大阪市民として税金投入しているので一度くらいは見ておこうと言う気分です。
はっきり言って写実的な絵は認めていません。そんなものは写真を1枚撮ればすむからです。写真という技法が無い時代に人が己の目に映る対象を残したいと思えば、絵筆を握るしかなかった時代の遺物でしかありません。1枚の肖像画を仕上げるのに何ヶ月もかける、現代の東海道を馬で旅する酔狂と同じです。やるのは勝手ですがそれを褒めたいとは思わないという意味です。
ずいぶん前ですが写生をしている高校の美術部員に言ったことがあります。彼は寺の前で伽藍を描きながら電柱や電線を描き込んでいました。なぜそんなことをするのかと問うとなぜそんな質問をするのかと不思議そうに電柱があるからと答えました。
お寺を描きたいのなら電柱はお寺じゃないから描く必要がないだろう と言っても彼はイマイチ理解できないようでした。現代のお寺が電気と共存しているのを描きたいというならわかりますが、写真以上の写実がないなら写実絵画は写真の劣化版でしかありません。テレビの水彩画を査定する番組を見ても同じことを感じます。実際の写真に近い方が才能ありなら、カメラマンが一番才能ありです。不要なものをカットして見たいもの見せたいものを表現してこその絵画です。
なお彼の名誉のために書いておきますが平均以上の学力の持ち主です。
01:1Fの階段前、のぼらないとエントランスホールまでたどり着きません。
02:真っ黒い直方体の美術館です。まあこれはこれでデザインとしては優れていると思います。きっと地下には現代の正倉院があるのでしょう。
03:1Fのエントランス:対角魚眼で撮っています。
04:入場はさらに上です。チケットは事前にネットで購入 10~11時に入場できました。
05:佐伯祐三の「郵便配達夫」 基本撮影禁止ですが何点かは撮影OKマークがついています。
06:ルネ・マルグリット「レディ・メイドの花束」
07:マリー・ローランサン「プリンセス達」
08:石崎光瑤 「白孔雀」
09:アルフォンス・ミュシャ「ジスモンダ」
アールヌーボーの旗手のミュシャの初期の作品です。コレは撮影禁止なので別のところから引っ張り出しました。なんといってもポスターですから問題無しです。若い頃にミュシャに刺激されて美術を目指そうかと思ったくらいです。パステル調が好きなのもミュシャに影響されているかもしれません。
10:こいつは趣味が悪い・・TVで製作過程を放送してましたが大阪代表のような顔をしないで欲しい。
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