TOKINA FiRIN100mmF2.8 FE MACRO で花

2月21日(日)

TOKINA FiRIN100mmF2.8 FE MACRO

を使って花を撮ってみました。自宅周辺の公園と花壇です。

使用機材:α7c・α7RⅢです。

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02:コントラストを強めに

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03:ハイキーで撮ってみました

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マクロは被写界深度が浅いので少しでも風が吹くとピンボケしてしまいます。それだけジャスピンになると気持ちがいいです。

 

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しし座の三つ子銀河

2月19日深夜

月が沈んで晴れたので撮りに出かけました。

この時期は銀河も見えず、見栄えのしない空ですが、おとめ座銀河などを撮ってみようかと思います。ただしメインで使っている FS-60CB+レデューサでは焦点距離が短く細部まで写りません。80mm鏡(f=500mm)を使えば良いのですが、メインの赤道儀(P2Z)がイマイチ不安定なので重い機材が使えません。調子の良いときもあるのですが大量に撮れないので古い赤道儀を使っています。

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01:三つ子 プラス1 右上にNGC3593 があります。3個は物理的に近いのでM66銀河群とよばれています。銀河系からの距離は約3500万光年、NGC3593を含めることもあります。あちらから見れば銀河系・アンドロメダ銀河(M31)・さんかく座銀河(M33)の局部銀河群も同じように見えるかもしれません。

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02:元画像

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03:6個の銀河が写りました。

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04:M51子持ち銀河 このレンズの限界です。右に2個、左下にも1個 銀河が写っています。 

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05:TOKINA20mmF2(F4に絞って)北斗七星

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06:SIGMA14mmF1.8(F4に絞って)東の空・・・かぶりました。地平線にアンタレスが顔をだしました。最近は人工衛星が多く必ず写り込みます。

 

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SuperTakumar と HELIOS-44-2

2月18日(木)

オールドレンズが相変わらず根強い人気があるようです。フランジバックの短いミラーレスが普及しただけでなく、フルサイズ機の登場で周辺部までフィルム時代の描写が再現できるのが良いのだそうです。

とくにM42ラクチカマウントのオールドレンズは球数が多いことで値段が安いこと、フィルム時代の粗悪レンズの描写を「フィルム風」と勘違いしている人が多いのも理由の一つでしょう。

実際フィルム時代のレンズはコーティングや後玉の処理イマイチで、フィルムでは目立たなかったゴーストがデジタルで使うと目立つという特性があります。そしてそれを面白がる風潮があります。

M42のSuperTakumar と HELIOS-44-2は以前から所有しているレンズで、最近はそんなものを持っているというだけでオールドレンズファンかと思われてしまいます。数十年前のレンズを引っ張りだして試し撮りしてみました。

カメラは SONY α7C です。

 

SuperTakumar 55mmF1.8 後期型アトムレンズ

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01:F1.8

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02:F1.8 等倍表示

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03:F4

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04:F4 等倍表示

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05:F8

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06:F8 等倍表示

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07:F16

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08:F16 等倍表示

開放だと周辺減光がわかりますが、F4に絞ると結構綺麗です。

 

HELIOS-44-2 58mmF2.0 定番ぐるぐるレンズ

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01:F2

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02:F2 等倍表示

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03:F4

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04:F4 等倍表示

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05:F8

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06:F8 等倍表示

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07:F16

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08:F16 等倍表示

ぐるぐるレンズとよばれるくらい周辺部の収差が酷いレンズですが中央部はそれなりに写っています。夜景を撮ればよくわかりますw

 

 

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アトムレンズ:SuperTakumar55mmF1.8

2月17日(水)

アトムレンズについて訊ねられたので、持ってますと答えました。

せっかくなのでアトムレンズについておさらいしておきます。

 

アトムレンズとは酸化トリウムという放射性物質を混ぜたガラスを使用しているレンズのことです。酸化トリウムを混ぜるとガラスの屈折率が上がります。屈折率の異なるガラス素材を組み合わせて作るレンズで、高屈折レンズは他のガラスと差別化できて小型軽量化がはかれます。そのため1960年代から70年代にかけて各社で採用されました。

そのなかでも PENTAX SuperTakumar55mmF1.8は標準レンズとして採用され、PENTAXが売れたせいもあって大量に世の中に出回りました。アトムレンズで放射線障害が出るなど危険という噂が流れたこと、フローライト(蛍石)やEDガラスといった異常低分散素材が作れるようになって市場から姿を消しましたが。現在でも中華製の明るさを売りにするレンズには使われているという話は聞きます。

ではどれほど危険かといえば、トリウムが放出する放射線α線(ヘリウム原子核)なのでほとんど飛びません。せいぜい数センチメートル、長くて数十センチメートルで自然放射線以下になります。それに薄紙1枚で遮蔽することができます。現実には裸で数十年抱いて寝ていればなにかしら障害が出るかもしれない・・・レベルです。要は気にすることはありません。日本人は「放射線」とか「放射能」という言葉に敏感なのですが、正しく恐れればいいだけです。

 

ここではPENTAX SuperTakumar55mmF1.8を取り上げます。このレンズには初期型・前期型・後期型があり初期型・前期型はノーマルレンズ。後期型がアトムレンズです。

絞り羽根は6枚でF2.8とF4ではいかにも光条が出そうです。前期型と後期型での見分けはつきません。

 

写真では左が前期型、右が後期型で見分けるポイントは

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02:すぐにわかる特徴はシリアル番号の位置です。SuperTakumarのロゴの前にあるのが前期型、後にあるのが後期型です。フォントも違っていて a の文字が異なります。後期型のほうが現代風フォントになっています。

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04:AUTO-MANUAL切りスイッチ、前期型は A、後期型は AUTO になっています。初期型は絞りリングが逆回転です。

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06:AUTO-MANUAL切りスイッチ、前期型は M、後期型は MAN.になっています。

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08:A-M切り替えスイッチの裏に後期型は5型の数値が刻んであります。それ以外にもビスの位置などよく見れば違いがありますが、表のシリアル番号ですぐにわかります。

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09:オリジナルのASAHI PENTAX- SVと SONY α7RⅢにマウントアダプター経由で取り付けました。PENTAX- SVは横走りのフォーカルプレーン幕がたまに動作不良をおこしますから怖くて使えません(不良になったとき光が入る、そのときはレンズの着脱ができません)

 

レンズが褐色化しているのはブラウニング現象とよばれるもので、中性子によるガラスの変色です。私のレンズはそれほど変色していません。写真では褐色ですが実際に覗けばそれほどでもありません。

 

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大阪城公園梅林

2月16日(火)

午後から大阪城公園の梅林に行ってきました。

15日夜に星を撮りにKさんとその奥様といつもの場所に出かけましたが、晴れそうで晴れず空振りに終わりました。夜が明けて空は快晴 青空の下で撮るものを探して梅林に行ってきました。

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クレーンのある風景

2021年2月12日(金)

夜になると薄雲が出てなかなか星を撮りに行けません。

今までに撮りためていたもののなかからテーマを決めて紹介します。今回はクレーンです。

建設現場で活躍するクレーンですが大小さまざまですが、建設現場で働くIHI(石川島運搬機械)のタワークレーンは正式にはジブクライミングクレーン(JCC)といい、三層の昇降フレームの中にトラス構造の柱を次々に入れることで自分で上に伸びていきます。高く昇るのも解体も自分だけでできる仕組みで、建設現場横の土地に設置されたものは昔のように大型クレーンを解体して中型クレーンで下ろしさらに小型クレーンで下ろすといった手間がいりません。機能美を愛でたいと思います。

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01:北区の高層ビジネスビル建設現場

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02:阪神百貨店建設現場

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03:大阪拘置所建設現場

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04:梅田スカイビルから福島方面を望む

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05:ヨドバシ裏の新阪急ホテル建設現場

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06:V520Sか600S 見分けがつきません。竹中工務店のロゴ入りです。

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07:ヨドバシ裏の新阪急ホテル建設現場夜景

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08:JCC300HⅡ:北区のマンション建設現場

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09:デカイ!

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10:建設用ではないガントリークレーンです。

 

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ISSが撮れた

2月6日(土)

18:29~18:34あたりでISS国際宇宙ステーション)が近畿上空を通過するので撮ってみました。

緊急事態宣言延長で遠出もせず近所の公園で撮っています。

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01:3000x3000の大きな画像です。

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02:10mm超広角の画像:北西の地平線上から出現、上空へ

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04:上の画像をトリミングしています。冬の大三角の中を通過していきます。

 

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